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亜鉛(Zn)とは

亜鉛(Zn)は、体重60kgの成人で体内に約2g存在している金属のミネラルです。

日常、よく見かけるトタンは、薄い鉄の板の表面を亜鉛でおおったものです。また、亜鉛と銅の合金がシンチュウです。

体内にある亜鉛のうち約60%は筋肉に、約25%は骨にあります。残りは血液中や肝臓、前立腺など全身の組織、細胞内に分布しており、そのほとんどはタンパク質と結合しています。

人体に対する亜鉛の重要性が明らかになってきたのは、1960年代以降のことです。亜鉛は200種以上の酵素の構成成分になるなど、酵素反応の活性化や体内のさまざまな代謝活動に欠かすことのできないミネラルであることがわかってきたのです。

さらに、タンパク質や骨、ホルモンの合成、細胞分裂に関係しているため、身体の成長や脳の発育に非常に重要です。

免疫機能を維持するとともに、細胞分裂を促進する機能があるので、傷や組織を修復する働きもしています。

また、亜鉛はセックスミネラルと呼ばれることがあるように、性ホルモンや精子の生成など、性機能にも関係しています。

最近、特に注目されるようになったのが、亜鉛と味覚の関係です。若い女性などの間で、味覚機能が低下する味覚障害が増えており、その原因として亜鉛不足が指摘されているからです。

そのほか、すい臓から分泌され、血液中の血糖値を下げる役割をしているインスリンの生成と貯蔵、活性酸素の除去などの働きもしています。

体内にある亜鉛の量

  • 体重60kgの成人で約2g

体内の存在場所

  • 体内の亜鉛の約60%は筋肉、約25%は骨にある
  • ほかは血液中、肝臓、前立腺など全身の組織、細胞内に分布
  • ほとんどはタンパク質と結合している

亜鉛の役割

  • ・酵素の構成成分になる
  • ・身体や脳の正常な発育の維持
    • タンパク質、DNA、RNAの合成
    • 細胞分裂の促進
    • 骨の成長を助ける
    • 傷や組織の修復
    • 味覚の維持
    • 視覚の維持
  • 免疫機能の維持
  • 血糖値の調節(インスリンの合成と貯蔵)
  • 性機能の維持(性ホルモンや精子の生成)
  •  活性酸素の除去
     
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